カープがやっぱり好きなんよ

カープがやっぱり好きなんよ

どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

延長12回で午後11時近くまで約5時間の試合でしたので見てるだけでもさすがに疲れましたわな。ということで本日のブログは少々手短かに参りましょう。すんません(苦笑)。

 

ZOZOマリンスタジアムの左半分が関東鯉党で真っ赤に染まっておりましたよね。ここは神宮球場かよ?ハマスタかよ?と錯覚するくらいの赤い集団たち(笑)。特にレフトスタンドの大声援の熱量は最初から最後まで凄まじかったですわ。ライトスタンドにも全然負けてなかったです(というか、概ね勝敗がついた12回裏でさえ全力で熱い応援を届け続けるロッテ応援団はいつもながらあっぱれでした)。

 

もとい。

 

まぁ正直な話、例えば10回表に先頭モンテロがツーベースで出塁して無死2塁の場面でピンチバンターで出てきた上本先輩が送りバントを打ち上げちゃった場面とか、菊池先輩の強烈なセンター返しのライナーも相手投手のグラブにズドン!とか、11回表はファビアンが敬遠された2死1.3塁の場面で堂林が三球三振する場面とかを見せられた時点で今日のブログタイトルはこんな風にしようかと考えてましたよ。

 

「鯉の皆様、そんなに関東がお嫌いですか?」

 

まぁ今年の鯉は神宮球場でも東京ドームでもハマスタでも全然勝てていませんからね。9回までのあのなんともいえない「シブめの試合展開」を目の当たりにして、それこそ坂倉クンの3塁牽制送球がとんでもないすっぽ抜けになって同点ランナーが3塁からホームに生還する場面では、あぁ今日も千葉の関東鯉党に鯉の勝利の喜びは届けられないのですなとガックリきておりました。

 

が、しかし。

 

歓喜の12回表でございました。マウンドにはイニング跨ぎで唐川クンです。というかあの唐川クンももう35歳ですか。37歳の秋山先輩との対戦はなんだか見ていて感無量みたいなところもございましたが、その唐川クンの2イニング目に鯉打線が捉えました。石原・末包・菊池のヒットで作った1死満塁から矢野が決勝タイムリー。更に大盛・小園・ファビアンも続いて一挙に4点のビッグイニング。まぁ打つんならもっと早う打ってくれやという思いもありましたが(苦笑)。

 

矢野クンの決勝タイムリーはファールで粘り続けて10球目を捉えましたが、この打席の時のレフトスタンドの声援が凄まじかったですよね。ヒロインで「声援に打たせてもらいました!」というのは野球選手の常套句ですが、あの場面はまさに掛け値なくその通りでしたわ。あっぱれな関東鯉党!に報いた12回表の4点だったかなと。

 

もとい。

 

本日セ・リーグ上位陣はジャイもDeNAも勝利してましたが、なんと絶好調の虎さんが西武に連夜の逆転負けでございます。チョイと潮目が変わって来るかもですかね。鯉も必死のパッチでついていきましょうぜ!ともかく延長12回の長丁場でしたので、やってる方も、見てる方もお疲れ様でした!明日も勝つぞ!

 

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な〜んだかイマイチ噛み合わない試合でしたな。まぁ関東は日中はずっと雨が降り続いていましたので人工芝とはいえコンディションもそれこそ「イマイチ」だったんでしょうかね、試合序盤の鯉の内野陣にはちょいと気持ち悪い「妙なズレ」があちこちで散見されました。菊池も矢野もスローイングが「妙な感じ」の悪送球でしたし、記録は内野安打だったとはいえ小園のサード守備もなんともなぁの感じ。玉村クンの失点の場面はちょいと気の毒でしたよね、今日の玉村クンの投球はかなり良かっただけにチョイともったいなかったです。

 

まぁそんなことよりも、ロッテ先発のサモンズさんを全く打てない鯉打線ですわな。日曜の試合で10点取ってバカ勝ちしてしまった反動もあったんでしょうね、いつでも打てそうなサモンズさん(すんません)のボールを気持ちよくパカパカと打ち上げ外野フライのオンパレード。そこそこ「いい打球」が外野に上がってるんで、まぁそのうちこのサモンズさんを捕まえて点が入るでしょと楽観視してたら、あれよあれよという間にあっという間に7回表までノーヒットな状態。

 

まぁ鯉党の皆さんは「嫌な感じ」がしてましたよね。去年の交流戦では大瀬良先輩がロッテ相手にノーノーを決めちゃってますからね。スコアが「0対6」とそれっぽい数字になってきたところで、こりゃロッテさんに「ノーノー返し」を喰らっちゃうぞと覚悟した方も多かったかなと。8回表に本日スタメン起用の上本先輩が左中間へツーベースを放った瞬間、ホッと胸を撫で下ろしたのはワシだけではなかったかなと。試合前から非難轟々だった上本の起用ですが、この1本だけは値千金でしたな、ホンマに助かりましたわ。

 

そんな試合でしたかね(泣)。

 

今季好調の西武さんをマツダスタジアムで3タテして、いい流れのままで今週ビジター6連戦に臨んでいけると思っておりましたが、そんなに甘い話ではなかったようです。まぁこのタイミングで本当に「ノーノー」でも食らっていたら大クラッシュもあり得たので、あまり調子に乗らず、まさにコトバ通り「1試合1試合」「確実に丁寧に」やっていくしかないですかね。

 

とはいえ、今日はまたもやセリーグ上位陣が総崩れ。絶好調の虎さんが西武さんに「お見事な逆転負け」を食らっておりました。更にジャイさんもソフトバンクに「お見事な逆転負け」。そしてDeNAはオリのアレン先輩がキッチリ抑えてくれました!ありがとうアレンさんよ深謝です。

 

まぁ本当はこういう時にこそ鯉だけが勝利してゲーム差を縮めたいところなのですが、あまり贅沢も言ってられません。沈黙する打線や上本を起用したベンチにブチブチと文句ばかり垂れていてもしょうがないので「次に進んで」まいりましょう。因みに秋山先輩がずっとベンチを温めておりますがどっか怪我してるんでしょうかね?少々気になっております。

 

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森翔平クンの完封勝利もお見事でしたし、引き続き「ソリアーノハイ状態」が続く(笑)ファビアンさんが打って走って守っての八面六臂のご活躍、矢野クンのホームランも大盛クンのホームランも素晴らしい打球でございました。本日の鯉はもうやることなすこと全てに亘って何もいうことはございません。強力な先発投手陣を擁する西武さんをキッチリと打ち込んでの3連勝でございます。あっぱれでした。ということで本日は手短に。

 

もちろん打ちまくって勝ったのは自明ですが、やはり皆様もご指摘の通り試合の大きな分岐点となったのは「あの見事な中継プレー」でしょうかね。1点リードで迎えた4回表2死1塁から古賀くんの打球はレフトフェンス直撃の大飛球。2死ですからスタートを切っていた1塁ランナー山村クンは3塁を蹴ってホームへ突入です。フェンスからの跳ね返りを上手く処理したレフトのファビアンが中継に入ったショート矢野クンに素早く返球。で、カットマンの矢野クンがこのボールを捕球した時点で、既にランナー山村クンは三本間の真ん中くらいの位置まで進んでましたわ。で、こっからが凄かったのでございます。

 

1塁側テレビカメラがキャチャーの後方からの映像を映してました。一番奥の位置にレフトのファビアン、中継に入ったカットマンの矢野クン、その前に走ってくるランナー山村クン、そして一番手前にキャッチャー坂倉クン、その四人が一直線に並んだ状態を坂倉クンの後方から映した映像。で、前述の通り中継に入った矢野クンがボールをキャッチした時点で山村クンは既に三本間の真ん中にいました。あぁこりゃもう無理かな、まぁセーフじゃろなと思った瞬間、矢野クンの右手から「白球のレーザービーム」が発射されましたわ。

 

一直線に並ぶ構図の中で、矢野くんの腕から放たれた白球が糸を引くようにしてランナー山村クン背後から追いかけて来ます。あっという間にその差がなくなり、次の一瞬で山村クンを抜き去った白球が坂倉のミットにズドン!と飛び込みました(ちなみにこれもショートバウンドでしたが坂倉が上手く処理)。よっしゃ!タッチアウトじゃ!高々とミットを掲げた坂倉に、球審さんのアウト!のコールが響く。ドッと湧き上がる赤いスタジアム。

 

いやぁ痺れました。これはまさにアレですよアレです、あの映像と同じです。イチローがMLBデビューした後に一躍有名になった「ライトから3塁ベースへのレーザービーム」を3塁手の後方からのカメラで映したあの映像。走ってくるランナーを後ろから追い抜いてくる「白球、矢の如し」の映像。まさにアレでした(大袈裟かよ、笑)。

 

そんな試合でした(どんな試合じゃ!笑)。

 

好調な西武さん相手に3タテ。いやぁスバラシイですな。因みに本戦とは全然関係ありませんが、2戦目でマルチ安打を打って今日もスタメンで出ていた蛭間クン(@浦和学院→早稲田)は、前に何度か書いたことがありますが、長男坊が弱小東大野球部で投手をやってた時に東京六大学で何度か対戦したことがある選手。確か長男坊のヘナチョコ球でいずれも外野フライに討ち取った筈(1本は確かフェンスギリギリまで飛ばされた「あわや3ラン」みたいな打球でしたが)。早大時代は無双状態のスラッガーだった彼もプロに入って色んな壁にぶち当たりながら頑張ってますね、密かに応援しておりますぞ!(笑)。

 

次週はビジターでロッテと日ハムの6連戦。交流戦の正念場でございます。虎さんが絶好調の状態、セリーグの他チームも頑張ってますので鯉も必死にしがみついていかねばなりませんぞ。漸くエンジンがかかって参りました打撃陣でチームをガンガン引っ張っていって欲しいですな。頑張って参りましょう!

 

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ソリアーノさんがマツダスタジアムを電撃訪問したニュースが報じられてましたね。ご存知の通りカープアカデミー出身でカープに2年在籍した後、MLBで大活躍して2097安打&412本塁打の成績を残した野球界の超スーパースター。ヤンキース時代にチームメイトだったレジェンド黒田と談笑している動画も公開され、金曜日の試合をネット裏の最前列に座って観戦している様子がテレビカメラにもバッチリ映ってました(笑)。因みにこのブログをご愛読頂いている某氏がソリアーノとツーショット撮影している写真を拝見しましたわ、いやぁほんと羨ましい限りです(笑)。

 

で、ファビアンとモンテロもこの「ドミニカの大先輩」からありがたいアドバイスを貰って大興奮していたようですな。そりゃ彼等にとってソリアーノは「神様のような存在」でしょうからね、それがこんな極東の島国の片田舎の街球場で、自分の目の前にリアルに存在し実際に話をしているなんてまさにアンビリーバブル!な世界線だと思いますわ。ホンマに良かったなぁファビ&モンよ!という感じですな。というか、そんな彼等がハッスルしまくり、本日は西武の大エースの今井クンを見事に攻略!でございました。これぞソリアーノ効果!と言っても過言ではないかもですな(笑)。

 

もとい。

 

いやぁ鯉党にとっては久々に楽しい楽しい試合でしたな。快晴の土曜日で超満員のマツダスタジアムもみんな笑顔が満開状態でエンタメ的にも勝敗的にもまさに「サイコー!」な試合だったんじゃないでしょうかね。初回から電光石火で先制点が入り、3回に追加点もゲット、少し落ち着いてきた試合中盤には豪快なホームラン、終盤のダメ押し点もしっかりと。金曜の試合に続きまたもや三塁スチール!も飛び出し、更にはスモールベースボールでホームヘッスラのクロスプレーもあり。まさに長短の攻撃バラエティたっぷりに心地よく得点を重ねていく野球。観客席では「宮島さん」を歌いまくりでございます。

 

ディフェンス面でも、鯉の大エースがスイスイとテンポよくゼロを並べ、あっという間に終わる相手チームの攻撃時間にフラストレーションも皆無。西武さんの攻撃中にトイレに立ったらあっという間にそのイニングが終了していてちょうど鯉の攻撃に変わっとるわ!みたいな展開(笑)。最後はちょっとだけプチ劇場もあって少しスリルを味わって大団円は気持ちいいダブルプレーで終了。申し分のない試合でございました。先週末の虎に3タテ喰らった時と比べると文字通り「天と地の差」ですわ。これでチケット代が同じ金額というのはスポーツ観戦の罪深いところでございます。そんな試合でございました。

 

場面をいくつかピックアップ。

 

初回のファビモン(正式なコンビ呼称を決めないといけませんな)ことファビアン&モンテロさんの電光石火。ちょいと冷え込み気味で打率も3割を割り込んでいたファビアンですが、また盛り返してきましたかね。相変わらずバットを折りまくってますが、それでもきっちり内野の頭を越える打球で再び安打製造機モード。で、この試合から4番に入ったモンテロですわ。前述の通り、神様ソリアーノからのアドバイスを胸に、まさに「ソリアーノハイ状態」でアドレナリン全開で打席に入ります。

 

他方でマウンドには、パリーグ防御率第1位の男、今井達也クンですわ。まるで右投げのドカベン犬飼クンみたいに力感のないキャッチボール投法というかかなりのショートアームから160キロ近いストレートをガンガン投げ込みます、かと思えばキレキレのスライダーがスッとアウトローに沈み込みますからそりゃ打てませんわ。防御率が1点未満なのもよく分かります。しかし西武さんもホントに素晴らしい先発陣ですよね、1戦目の光成クンもそうですがこの今井クンに加えて今日投げる武内クン(@国学院大)隅田クン(@西日本工業大)のドラ1投手陣や渡邊勇太郎(@浦和学院)、ブルペンには山田陽翔(@近江)や平良クンも揃ってます。いやぁ強力な投手陣です。

 

もとい。

 

で、場面は初回の今井達也vsモンテロ(@ソリアーノハイ状態、笑)に戻ります。最初から155キロのストレート連投でガンガン投げ込んでくる今井クン。エグい軌道のストレートですわ。4球目も155キロの外角直球でしたわな。これにモンテロがスイングをかけます。マン振りというよりはコンパクトなスイングだったかもしれません。打った瞬間は少し差し込まれて詰まったかのような打球がセンター方向へ上がりました。マウンドの今井クンはセンターフライを確信したかのように、打球の行方を見ずにそのままマウンドを降りてベンチに歩き出しましたよね。

 

が、しかし。

 

その「詰まらせた筈の打球」がグングン伸びて行きますぞ、センターの西川クンが背走しながら下がる、下がる、下がる。が、打球はその上を超えてフェンス直撃のツーベース!更に1塁走者のファビアンが3塁も蹴って長嶋さんのようにピョンピョン飛び跳ねるようにしてホームイン!ですわ(ヤツの方も@ソリアーノハイでしたので、舐めたような走塁ですんませんでした、西武ファンの皆様)。

 

この試合の勝因というか、難攻不落の今井クン攻略の要因は、この1回裏のモンテロの打球が全てだったように思います。討ち取った筈の打球に唖然とする今井クン。なんであれがあそこまで飛ぶの?強風のせい?いや風は吹いてない。もしかして今日の俺のストレートはそんなに良くないってこと?うーむ。と思わず悩んでしまったんじゃないかと(勝手な想像です)。まぁ実際に今日の今井クンはこれまでの防御率0点台の無双ピッチングとはちょいと勝手が違っていたのも事実なのですが、とはいえアレはアドレナリン全開だったファビ&モンのソリアーノハイ(くどいなぁ、単にこのコトバ使いたいだけ、笑)にやられただけだと思うんですけどね。ともかく貴重な一打でした。

 

その「今日はちょいといつもと違うな」という思いのままで投げ続けた今井クンに鯉打線が次々と襲いかかります。3回は小園が見事な三盗を決めて1死1.3塁を作った後に4番モンテロが犠牲フライという理想的な攻撃で2点目をゲット。しかし1戦目に引き続き今日も鯉諸君は走りまくりましたよね、西武投手陣のクセを研究し尽くしている感じでしたな(今日の「球炎」に庄司スコアラーの分析が紹介されてましたね)。あれだけ次々と「モーションを盗んだスタート」が切れるのは何らかの裏付けがあったんだと思います。あっぱれ庄司!

 

6回には今井クンの投じた102球目、インハイ150キロストレートを振り抜いて坂倉クンがライトスタンドへホームラン。鯉打線の柵越えは実に久しぶりでございます。なんかこのところ「飛ばないボール」でも使ってんのかくらいに、いい角度で上がってもフェンス手前で失速する打球ばかりでしたもんね。久しぶりに「飛球が外野席に着弾する瞬間の興奮」を味わうことができましたな。7回にも矢野クンが完全にモーション盗んで2塁スチールを成功させてから野間先輩が左中間真っ二つのタイムリースリーベース。更には「小園の飛距離80センチのキャッチャーゴロ」で3塁ランナーの大盛がホームへヘッスラ生還するという超スモールベースボールのダイナミズム(笑)での得点に沸き立つマツダスタジアム。サイコーでしたわ。

 

もとい。

 

まさに「オヌシこそ、真の大エースじゃ!」の床田サマのあっぱれな投球、完投6勝目はもう何もいうことはございません。源田クンにはご愛嬌の痺れるヒット3本(笑)で猛打賞されちゃいましたが、その前の1番打者、今の西武さんのキーマンである西川愛也クンを完璧に抑え込んだのが勝因だったかと。しかしこの西川クンは惚れ惚れするようなスイングとバットコンタクト、更には脚力を持ってますよね。いい選手になりましたわな。ベンチで見ていた秋山先輩も、古巣西武のセンター後継者の活躍に目を細めていたのでは(というか、せっかく西武戦なのに秋山先輩の出番がないのはどうしたんですかね、怪我でもしてるんでしょうか。広島に観戦に来られている西武ファン中にも秋山先輩の姿を見たい方もいらっしゃると思いますけどねぇ。ついでに「12球団からのホームランを打つ記録だってあろうかと思いますが、笑)。

 

ということで超難敵の今井クンを撃破しての勝利ですわ。鯉打線は今井クンに軽く捻られるのだろうなと思っておりましたが、打線が少し上向きになってますので、今後も期待して参りましょうかね。佐々木泰クンの怪我離脱は残念ですが、きっちり治してまた上に上がってきて欲しいですな。1軍に上がってきたコースケさん!には引き続きネガティブな厳しい声も出ておりますが、小生は意地のオッサンパワーに期待してまっせ!頑張ってもらいましょうや。

 

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8回裏の西武のマウンドに上がったのはウィンゲンター。1死から5番の坂倉が四球を選んで出塁すると、新井さんは代走に羽月を送りました。オイオイ坂倉を引っ込めんなよこのまま延長になったらどうすんじゃと素人評論家のワシ的にはちょいと嫌な予感も走ったのですが(苦笑)、新井さんには全く躊躇がなかったですわな。序盤フラフラでもなんとか2失点で「8回表まで投げ切った森下きゅん」に勝ち星をつけるためか、ここぞのポイントとしての純粋な「勝負勘の発動」だったのかは分かりませんが、結果的にこの判断が効きましたな。無策じゃ無策じゃと「ネットで叩かれている新井さん」ですから、ビシッと策がハマった時くらいはちゃんと褒めてあげましょうや(笑)。

 

その代走の羽月。というかその前に西武のウィンゲンターさんの話。2メートルを超える高身長から160キロ近いストレートとエグいスライダーを投げ、メジャー登板経験も100試合近くある奪三振率が極めて高い優秀なセットアッパーでございます。先頭の末包クンも156キロのストレートに振り遅れ空振り、最後はキレキレのスライダーに空振りであっさり三振。あぁ今日も森下に勝ち星はつけられないのね・・・残念でした、という感じでした。が、次の坂倉クン、当然彼も初対戦の投手になるのですが、この「キレキレでワンバンする低目のスライダー」を全部見逃して四球を選びます。これが大きかったですかね。

 

で、羽月クンが登場です。

 

ウィンゲンターさんも「代走羽月」のことは当然ながら事前にベンチから言われていたんでしょうからね、モンテロに初球を投じる前に、二盗を警戒し1塁牽制のモーションを入れます。この動き、少々ムキになってる感じもあり「イケそうじゃ」と判断したんでしょうか、羽月クンが初球からにスチールを仕掛けます。まぁキャッチャーも「かつてのスーパー名捕手」炭谷銀仁朗先輩ですが、彼ももう37歳ですからね、さすがに「全盛期の強肩」ではありません。この試合、新井カープは序盤から何度も何度も盗塁を仕掛けてましたわな。ということもあってか、羽月クンがヘッスラで二塁へ飛び込むも余裕でセーフのスチール成功でございます。おっしゃ!1死2塁じゃ!となったところで、見ていた鯉党の7割くらいの方は思っていたのでは

 

次の球で三盗せぇ!

 

二塁へのスチール決められ頭に血が昇ってカッカきているウィンゲンターさん。もう頭の中は「見とけよ!打席のモンテロを三振に仕留めてやるぜ!」しか考えてませんわな。マウンドに行く前に「羽月は三盗もあるから気をつけろ」とコーチに言われたことなんか記憶の彼方です(笑)。もしかしたらあの場面、羽月の三盗のことを考えてなかったのは球場の中でウィンゲンターさんのただ一人だけだったかもですね。こういうのを「野球空間のブラックホール状態」と呼んでおります(笑)。ま、西武の野手陣か銀仁朗先輩がマウンドにひと声かければ未然に防げた話ですが、新外人さんですからねなかなか疎通とれてないところもあったのかもですね。

 

ということで、2球目の投球モーションに入る直前に、羽月がテレビ画面に右隅の方にスッと消えていきました(笑)。

 

三盗成功じゃ!

 

あっぱれでしたね。捕球した銀仁朗先輩もガックリして送球も何もできないあの感じがたまらない「完璧な三盗」でございました。因みに三盗が決まる時って、こういう「二盗の直後の球」が多いんですよね。結果的には「続けて二盗、三盗成功!」というちょっと舐めた感じに見えますが、実はこの「二盗直後のぽっかり空いたブラックホールの時間」が一番「隙が出来る瞬間」でもあります。まぁこの後、1死3塁からモンテロさんが一邪飛に倒れて卒倒しそうになったのは内緒でございますが(苦笑)、結末は「佐々木泰のマン振りスイングでの空振りを銀仁朗先輩が後逸する」という信じ難いパスボールが決勝点。ニコニコ顔でホームを踏んだ羽月クン、両手をあげてバンザイ破顔の森下きゅん。なんちゅう展開じゃ!でしたが、まぁ勝てばよろしいかと(笑)。

 

ということで、本日のブログは「ネットで盗塁下手と叩かれても全然平気です!」とヒロインでカッコいいとこ見せてくれた羽月さんのスチールにフォーカスして書いてみました(笑)。あっぱれ羽月。

 

もとい。

 

森下クンも4月上旬以来の4勝目。ほんまに勝ちがついて良かったですわ。序盤のヘロヘロ状態を見るにつけこりゃ5回まで持たんなと思った方も多かったと思いますが、1死満塁からの菊池先輩の野球脳起点での4−6−3のダブルプレー完成(あれ、ショート小園も後ろに下がりながら2塁ベースを踏んで1塁へ送球する難しい連携ですがお見事!でした)や、2点目タイムリー打たれた後の野間先輩のレーザービームのバックホームも大きかったですかね、森下クンもきっちり立て直し5回以降の3イニングは完璧な投球でございました。ともかく勝てて良かったです。

 

まぁ同じく「ずっと勝てていない先発投手」という観点では西武の髙橋光成クンも横綱級ですからね、こんなに素晴らしい投手で防御率もいいというのに、昨年からずっと勝てず今年4月までなんと13連敗でしたからね。更には交流戦も足かけ6年で11連敗中。そりゃ勝ちに飢えてますわな。同点で降板した後、8回表の西武の勝ち越しチャンスの場面で、ニコニコしながら祈るような気持ちでベンチから前のめりになって仲間の攻撃を見つめていた髙橋光成クンの姿が印象的でした。そういう意味では先日のオリックスのエスピノーザさんも同じ境遇でしたよね、勝利した瞬間のオリ野手陣の爆発的な喜び方がそれを示しておりましたな。

 

先発ピッチャーが長い間ずっと勝てない状態が続くのはホントに苦しいと思います。周りもなんとかして勝たせてやりたいと必死のパッチで結果的にカラ回りしちゃうことも多く(泣)。それだけに、そんな投手に皆で勝ちをつけてやれた勝利の日は、それこそまるで優勝した時みたいに皆で大騒ぎしちゃうんですよ。本来エースたるべき投手がたかが1勝で浮かれるなとご批判される方もあろうかと思いますが、どうもすんません、小生が謝っておきます。でも、ほんま良かったですな、森下よ。珍しく感情を剥き出しにしたあの雄叫びと、ベンチで見せたあのアホみたいに弾けた盛り上がり方、逆に小生はちょいとグッときましたわ。苦しかったんだろうなと。こっからは今までの分を取り返すような無双のピッチングで頼みますぞ。

 

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まぁ6回7回8回とランナーを3塁に置いた攻撃をこれだけ何度も何度も続けて1点も入らないんだから勝てる訳ありませんわな。というか過去11ヶ月もの長い間、勝ち星から遠ざかっていたオリの先発投手エスピノーザをなんとか勝利投手にするぞというオリのブルペン陣が踏ん張りまくってましたよね。

 

特に7回表1死2.3塁の場面でマウンドに上がった山岡泰輔クン(@瀬戸内高)が末包・坂倉を連続三振に仕留める場面。キレキレの縦スライダーがエグかったですわ。アレはどんな打者でも打てませんて。色々あった山岡クンですが(苦笑)やはり素晴らしい投手でございます。

 

8回表はペルドモを追い詰めて1死1.3塁の場面で矢野・羽月が凡退。まぁここは代打やスクイズも含めてもう少しやり方があるじゃろと怒り心頭の方も多かろうと思いますけどね。最終回もマチャドを攻めて二死満塁で秋山先輩の場面まで作りましたが点が入る匂いはしなかったですわな。なんちゅうか、ベンチで試合を見つめるエスピノーザの執念みたいなもんが場を支配していた感じでした。

 

まぁ6回からずっと泣きそうな顔で仲間の投手の頑張りを見つめるエスピノーザの「つぶらな瞳」と、勝利してヒロインお立ち台で嬉しそうに流暢な日本語で話す彼の純朴な破顔スマイルに免じてこの1勝はくれてやりましょうかね。とはいえセリーグ上位の虎とDeNAが勝ってますので痛い痛い敗戦なんですけどね。というか、混セの中から虎さんが走り出してしまったのでちょいと困ったもんです(泣)。

 

まぁかくいう鯉打線も、得点こそなかなか入りませんが、それでもマツダスタジアムで虎に3タテ喰らったあの時のどん底状態からは抜け出してきた感じで、末包や小園にも当たりが出てきましたし、冷え気味だったファビアンにもいいのが出ましたし、モンちゃんは絶好調になってきてますので、ここからはなんとか攻撃陣の方が踏ん張り、持ち直して欲しい。カラ元気的にはそんな感じでしょうか(苦笑)。

 

もとい。

 

ブログ表題はご存知の通り、我らが吉川晃司と奥田民生のユニットであるOoochie Koochie(オーチーコーチー)の新曲で、全編広島弁の歌詞で攻めまくっとる超カッコええロックナンバーの「ショーラー」からの引用でございます(笑)。

 

ご覧になった方も多かろうと思いますが、いやぁこのMVもたまらんですわな。広島の色んな風景が散りばめられた映像でもちろんマツダスタジアムやピースウイングも出てきますが、木定楽器店やら広電の車庫、黄金山からの風景やら仏舎利塔も。更には彼らの母校(吉川は修道高校、民生は皆実)の映像まで。まさに広島の原風景ですわ。

 

更には広島弁の歌詞がめちゃめちゃカッコいいのでございます。まぁ恐らく東京の人が聞いても何を言っとるのかさっぱりわからんとは思いますけどね(笑)。因みに、ここまでカッコよく響く広島弁って生まれて初めて聞きましたわ(笑)。ご参考まで歌詞を載せておきますね。訳詞部分は川西クン(@ユニコーン)です(笑)。

 

***「ショーラー」by Ooochie Koochie  ***

 

そがに いがんだ りょうけんじゃ 

(そんなに 歪んだ考えじゃ)

そりゃの はあ はぶてるわ
(そりゃもう ふてくされるぜ)

こがにれんあいは いたしいのにようやりよるわ

(こんなに恋愛はややこしいのによくやるね)

ええがにたすけちゃろうか おもいはあるけどが

(うまく助太刀したい 思いはあるけれど)

 

やれんのたすけちゃれん わるいのやねこいの

(できない助けられないごめんねそう手強いぜ)

あんなーと ちゅーとかしたいんなら

(あの娘と キスとかしたいなら)

さらけださにゃのー

(さらけ出さねば)

 

みんなはしょうらあ きしゃっとしょうらあ
(みんなはしてるぜ バッチリしてるぜ)

あんたはあんたのみちを えらんどってがいちばん

(あなたは貴方の道を 選ばれるのがいちばん)

 

おどりゃ ちゅうちょしんさんな 

(お前も 躊躇しないで〕

おもい はよ ぶつけんにゃあ

〔想い 早く ぶつけなさい〕

 

あんなーと ちゅーとかしたいんじゃろ

〔あの娘と キスとかしたいんだろ)

はよせにゃ とられるでー

(早くしないととられるぜ)

 

みんなはしょうらあ ぴしゃっとしょうらあ

(みんなはしてるぜ ビシッとしてるぜ)
しっかりやらにゃあ いごうがんぎに しちゃるど

(しっかりやらにゃガツンとお灸を据えるぜ)

しゃんとせえ

(ちゃんとしろ)

 

げになんしょんなら げになんしょんなら

(まじ何してんの まじ何してんの)

 

***

 

とうことで、虎もDeNAも勝った日に負けた鯉にかける言葉は、

 

♫ みんなは しょうらあ ぴしゃっと しょうらあ

(みんなはしてるぜ ビシッとしてるぜ)

 

♫ しゃんとせぇ!

 (ちゃんとしろ!)

 

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みなさんご承知の通り「野球あるある」なのですが、初回に三者三振で完璧な立ち上がりをした投手はかなりの確率でその後で炎上しちゃうんですよね、まさに本日の大瀬良先輩がそのまんまそれを実演してくれちゃいましたわな(泣)。初回に1番廣岡、2番大城、3番頓宮を手玉にとって連続三振で圧倒的な立ち上がりを決めた後、一転して2回からはオリ打線に右へ左へパカスカ打たれまくる大瀬良さん。ランナーを塁上に賑わせながらも2回と3回はなんとかゼロで凌いだのですが4回に力尽きました。ラオウ杉本クンから始まって森に紅林に若月に中川と止まらない連打。オリ打者は皆さんスイングスピードが凄いので打球速度がハンパないんですよね。あの菊池先輩や矢野職人のグラブを弾くような強烈な打球スピードの内野ゴロってなかなか見れませんぞ。そんな恐ろしい打球が飛び交っておりました。で、4回裏にあっという間に6失点して本日試合終了!となりました。まぁ昨日の今日ですから仕方ないかもですね。昨日はアレンさんにヘンテコ打球のヒットばかりを浴びせノックアウトした鯉打線、他方で強力なオリ打線はいい打球をたくさん打っていたのですがこれが悉く正面に飛んだり鯉選手の美技に阻まれたりしてましたからね、まぁ今日の結果は「さもありなん」だったかもしれませんね。両リーグトップのチーム打率です、そりゃ甘いとこ投げればパカスカ打たれますって。ということでその6点が最後まで響いて大敗となった本日のカープですが、まぁ幸いなことに今日はセ・リーグの他チームも全部負けてますからね、もう「何も無かったこと」にして忘れるのみですかね。そうしましょう。敗戦処理で投げた岡本クンや長谷部クンも無失点ピッチングしてくれましたし、あの場面で末包と菊池が激突しなくて良かったし、小園の打撃が少し復調気味なのもよろし、また、2回表のオリ1死1.3塁の場面を救ったサード小園→セカンド菊池→ファーストのモンテロの5-4-3のダブルプレー完成は芸術品のソレでした。今日のチケット代はこのプレーを見れたことだけでもペイするようなプロのダブルプレーでしたな。これで1勝1敗。明日はアドゥワ君が今季初先発ですな。打線も早めに援護してやりましょうぜ。本日はこれにてごめん!でございます(苦笑)。

 

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敵投手ながらアレンがあまりにも可哀想だった1回表でしたかね。先頭打者の秋山先輩の打球はボテボテの1.2塁間のゴロでしたがファースト頓宮の送球がカバーに入ったアレンとタイミング合わずに暴投になっていきなり無死2塁。続く2番小園がこのイニング唯一のまともな打球でライト線に強烈なツーベースで電光石火の先制点。

 

更に3番ファビアンの打球はバットに僅かに掠っただけのクソ弱いゴロ。セフティバントみたいにピッチャー前に転がり、これにアレンが懸命にチャージして必死に1塁送球するも内野安打。無死1.3塁から4番末包の打球はこれも当たり損ないのあっち向いてホイ打球、1.2塁間を大きく跳ねながらコロコロとライト前に転がっていくタイムリーで2点目。まだワンアウトも取れず、なおも無死1.2塁。アレンにしてみれば、ホンマにもう勘弁して下さいの世界ですわ。

 

ここで昔はバッテリーを組んでいた優しい5番坂倉クンが「そんなにアレンさんを虐めちゃいかんぞよ」とばかりにセカンドゴロ併殺打を打って沈静化に動きます(苦笑)。が、空気を読めない6番モンテロさんは2死3塁からマン振りしますがこれもバットにちゃんと当たらない、辛うじてバットに掠ったようなヘンテコ打球でしたが、フラフラとファースト頓宮の頭上を越えてポトリと落ちるライト前タイムリーになっちまいます。3点目。これが大きかったですかね。

 

その後の7番野間がライト前ヒットで繋ぐと8番ルーキー佐々木泰の打球もドン詰まりの完全に討ち取られてたハーフライナー、が、しかしこれまた二遊間の真ん中に飛んで内野安打で二死満塁。最後9番矢野の打球はセカンドライナーでなんとか1回表が終了。このイニング7安打3得点でしたが、そのうち5本がボテボテもしくはドン詰まりのラッキー内野安打みたいなもんでした。

 

いやぁもうこれって、

「アレンへの怨念打球」

 

・・・としか言いようがない感じ

ホンマすまんかったなアレンさん。許して頂戴な。

 

更には5回表もヘンテコ打球のオンパレード。末包の打球は強烈でしたがそれでもサード強襲でこれまた「内野安打」。モンテロの打球はバットの先で卓球でいう「チキータ」でもやっとんじゃないかというくらいのカット打法で打球に変速回転がかかりショート紅林もグラブ捕球出来ずおまけにサッカーの如く自分の脚でボールを蹴っ飛ばす失態付き。

 

究極のトドメは1.3塁から野間が叩きつけて高く跳ねたピッチャーゴロ。これにアレン自身が懸命にジャンプして飛びつくもタイミングが合わずに捕球できず、グラブから白球が溢れ、アレンはグラウンドに大きく尻餅ちをついて、打球処理を諦めそのまま座り込んでしまう有り様。4点目が入って大いに盛り上がる鯉ベンチを背にしてグラウンドに座ったまま天を仰いで苦笑いする九里亜蓮。今日は何やってもダメな日じゃろ。すまんなアレンよ。

 

結局のところこの試合、鯉打線は久々に2桁安打というか15安打も打ったのですが、15本のうちまともな打球は最初の小園のタイムリーと坂倉の左中間ツーベースと矢野の2本のヒットくらいでしょうかね。残りの10本のヒットはどう考えても打ち取られた打球がラッキーヒットになったものばかりでした。9回表の貴重な5点目も秋山先輩の内野安打の後に、テニスのスライス打ちのような小園の打球がレフト線にフラフラ上がってポトリ、そのまま変な跳ね方をして3塁側のエキサイトシートに入ってしまい「内野安打みたいなエンタイトルツーベース」となって出来上がったチャンスからの得点でした。小生も長いこと野球見てますが、ここまでヘンテコ打球ばかりのヒットが続く試合ってホントに珍しいです。すんません、まさに「アレンへの怨念打球」だったかと。そんな風に感じましたわ。

 

他方で、オリ打者の打球はパカパカと右へ左へ外野の深いところへ大飛球が飛び交ってましたよね。廣岡しかり、紅林しかり、頓宮しかり、もちろん龍馬も頓宮も中川も杉本も森も。まさに打った瞬間、その角度と打球速度に「思わず目を瞑った打球」が数知れずありましたわな。その度にレフトの末包クンがフェンスギリギリのところでボールをキャッチしてましたわな(笑)。

 

龍馬のあのライトフライだってポイントがあと数ミリずれていたら5階席まで飛んでいたかもしれませんな。苦笑。いやぁ恐ろしいまでのオリ打者のスイングスピードでした。先発の玉村クンもあまり生きた心地がしなかったのではないですかね。それでもなんとか6回1失点で抑えたのはあっぱれ!でしたよ。9回の栗林がラ王の杉本クンの初球に特大ホームラン喰らったのを見て「マジ怖ぇ」と思ったのは小生だけではなかったかと。

 

鯉打線はヘンテコ打球が悉くヒットになるお祭り状態、逆にオリ打線は大飛球祭りなるも柵越えやヒットには悉く繋がらず、それが勝敗に直結してしまった、そんな試合でしたかね。まぁ何はともあれ鯉の連敗は4で止まり、交流戦も白星スタートでございます。小生はてっきりアレンに完封負けを喰らい、龍馬の決勝ホームランで負け、新井カープは大型連敗に突入する気なんじゃろとなと諦めておりましたがまさかの展開でございます。あっぱれでしたな。明日は大瀬良先輩。今日のオリ打者のスイングを見ると恐ろしい限りですが、なんとかゲームメイクして欲しいですわ。頑張って参りましょう。

 

最後に。長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督がご逝去されたニュース。小生は、長嶋さんが引退したあの年はまだ幼稚園児、いわゆる「長嶋さんの輝かしい現役時代」はリアルタイムではギリギリ見れなかった世代でして、むしろ鯉党としては「憎き巨人軍の監督」としてのイメージしかないのですが、まさに「ミスタープロ野球」という称号が相応しい、そして全ての方が認める「偉大な野球人」でございました。謹んで心よりお悔やみを申し上げます。合掌。

 

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さすがに3試合続けてこんな試合をマツダスタジアム満員のお客さんの前でやってはイカンでしょ。今日の試合もまぁ8失点はちょいと横に置くとして(置いてる場合でもないが)またもや1点も取れないこのヘタレ攻撃って一体なんなんでしょうかねぇ。1戦目は村上さんにニタニタされながら軽く捻られて、2戦目も大竹さんにニタニタされながら軽く捻られて、3戦目はルーキー伊原クンが一生懸命投げるボールにこれまた軽く捻られまくる鯉打線。テメェら虎の投手陣に舐められまくって悔しくねぇのか!と選手諸君に直接聞いてみたいが、まぁそりゃ選手たち自身が死ぬほど悔しいこともよく分かってますので野暮なことは言いませんけど、ツラいですわな(泣)。

 

マツダスタジアムを埋めた3万人超えの鯉党。試合後に広島駅にトボトボ歩きながら帰る道すがら「カープって全然面白くないよね」と小さな我が子にポツリと呟かれて返す言葉を失ったお父さんや、試合中にお菓子を食べるのにも飽きて「なんで相手ばっかり点が入るの?なんでカープには点が入らないの」と隣の席で孫に愚図られて困り果てた爺さんの姿や、その愚図りまくる孫を連れてスタジアムの中の回廊を何周も歩き回ってご機嫌取りをする婆さんの姿が目に浮かんで苦しい限りです、ホンマに申し訳ない限りですわ。

 

ホントはもっと楽しいんですよ、新井カープの野球って(泣)。こんなクソ詰まんない試合を見せてしもうて申し訳ないです、という気持ちに苛まれるワシ(別にワシのせいじゃないんですが、ワシが鯉の試合を見よるけぇいつもこんなヘボい負け試合になるんじゃという「鯉党あるあるの脅迫観念による被害妄想」になりかけのワシ、泣)。

 

まぁこのまま交流戦に突入して次週火曜日はオリックス戦です。先発は恐らくアレン様だと思います。そしてアレン様にも軽く捻られて完封シャットアウトを喰らう鯉打線の姿が目に浮かびます(怒)。更には宮城クンとも対戦しちゃいそうですし、次の西武戦は今井クンに隅田クンも出てきますからね(泣)。それこそ「週べの呪い」じゃないですが、大真面目に超大型連敗に突入必至モードでございます。呑気にそんなことを言ってる場合じゃありませんわな。なんとしても負の連鎖を断ち切っていかねばなりませんぞ!

 

いくら我々が外からワーワー言っても変わりません、監督がどうとかコーチがどうとかの問題それ以前に、鯉選手諸君自身が必死のパッチで自らひっくり返していくしかございません。この屈辱のマツダスタジアム三連敗を胸に反転・反撃の狼煙をあげてくださいませ。

 

ということで、小生は験担ぎで当面の間は鯉の試合を見るのをやめることにします。いや、すいませんそれはウソでした(笑)。どんなに屈辱的なブザマな格好で負け続けても、それでも鯉の試合を見続けて一喜一憂していくのがお花畑在住鯉党の小生の応援スタイルでございます。そのうちメンタルがやられそうですが(苦笑)、頑張って参りましょうかね(悟り)。

 

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